デスクトップPCを購入する際、ノートPCと迷う人も多いですが、ゲームや動画編集をするならデスクトップPC一択です。ノートPCは持ち運びに便利ですが、同じ価格帯ならデスクトップPCの方が圧倒的に高性能です。特にゲーミング用途では、ノートPCでは発熱や電力制限の関係で本来の性能を発揮できないことが多く、結果的に満足度が下がる可能性があります。
ノートPCをおすすめしない理由
- 冷却性能が低い
- ゲーミングノートPCは高性能なパーツを搭載しているものの、デスクトップに比べて冷却性能が大幅に劣ります。長時間のプレイで熱がこもり、パフォーマンスが低下しやすいです。
- 拡張性がほぼない
- デスクトップPCならメモリやストレージ、GPUの交換や増設が可能ですが、ノートPCはアップグレードの選択肢が限られています。
- コストパフォーマンスが悪い
- 同じ価格なら、デスクトップPCの方がはるかに高いスペックを持ち、長く快適に使えます。
- バッテリー問題
- 高性能なゲーミングノートPCは消費電力が高く、結局電源に接続したままで使うことが多いため、持ち運ぶメリットが薄れます。
家電量販店でゲーミングPCを買うな!
PCを購入する際、多くの人が家電量販店を検討しますが、ゲーミングPCを家電量販店で買うのはおすすめしません。その理由は以下の通りです。
- 割高な価格設定
- 家電量販店では、PCに詳しくない人向けにサポート付きの価格設定がされており、同じスペックのPCでも通販サイトやBTOショップ(ドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房など)に比べて高額になりがちです。
- スペックのバランスが悪いことが多い
- 家電量販店のPCは、ゲーミングPCとしての性能をフルに発揮できる設計になっていない場合があります。
- 例えば「高性能CPU搭載!」と宣伝されているものの、GPUがエントリークラスだったり、メモリやストレージが不足していたりすることがあります。
- 古いモデルが混ざっている
- 家電量販店では、新しいモデルだけでなく、型落ちのPCも売られていることがあり、知らずに古いスペックのPCを買ってしまう可能性があります。
- 不要なソフトウェアがプリインストールされている
- 家電量販店のPCには、メーカーが提供する余計なソフトがプリインストールされていることが多く、動作が重くなる原因になります。
そのため、ゲーミングPCを購入するなら、BTOメーカー(ドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房など)で購入するのが最適です。
RTX4060とRTX4060Tiの違い
ゲーミングPC選びで重要な要素の一つが「グラフィックボード(GPU)」です。現在、ドスパラではRTX4060搭載モデルとRTX4060Ti搭載モデルが販売されています。
- RTX4060:エントリークラスのGPUで、フルHD(1920×1080)の解像度で快適にゲームをプレイできる。
- RTX4060Ti:4060の上位互換で、より高いフレームレートを出せる。特にFPSゲーム(APEX、VALORANTなど)では、より滑らかな動作が期待できる。
価格が許すなら、長期間快適に使うためにRTX4060Ti搭載モデルを選ぶのがベターです。
予算別おすすめ構成
予算25万円以内でゲーミングPCを選ぶ際の目安として、以下の構成を参考にしてください。(現在価格が高騰していますので、あくまでも目安としてとらえてください)
予算20万円前後(エントリークラス)
- CPU:Intel Core i5-13400 / AMD Ryzen 5 7600
- GPU:RTX4060
- メモリ:16GB(できれば32GBにアップグレード)
- ストレージ:SSD 1TB
- 電源:650W以上
予算25万円前後(ミドルクラス)
- CPU:Intel Core i7-13700 / AMD Ryzen 7 7700
- GPU:RTX4060Ti or RTX4070
- メモリ:32GB
- ストレージ:SSD 1TB + HDD 2TB(動画編集をするならSSD 2TBもおすすめ)
- 電源:750W以上(将来のアップグレードも考慮)
モニター選びのポイント
ゲーミングPCを購入する際、モニター選びも非常に重要です。以下のポイントを抑えましょう。
- リフレッシュレート:144Hz以上推奨(FPSゲームなら165Hzや240Hzも検討)
- 解像度:フルHD(1920×1080)以上、可能ならWQHD(2560×1440)
- 応答速度:1ms推奨(遅延を抑えた快適なプレイが可能)
- パネル種類:IPSパネルがおすすめ(視野角が広く、色再現性が高い)
デュアルディスプレイのすすめ
PC作業をより効率的にするために、デュアルディスプレイ環境の構築を強く推奨します。
- ゲームと配信を同時に管理できる
- 片方の画面でゲームをプレイしながら、もう片方で配信ソフトやコメントを確認できます。
- 動画編集が快適になる
- 一つの画面で編集作業をし、もう一つの画面でプレビューを確認することで、作業効率が向上します。
- 作業領域が広がり、生産性が向上する
- Webブラウジングや資料作成など、複数のアプリを同時に表示できるため、快適な作業環境を構築できます。
また、デスクのスペースが許すなら、トリプルモニター環境も検討するとさらに利便性が向上します。
購入時期のポイント
PCは頻繁に価格変動があるため、購入時期を見極めるのも重要です。
- 新製品発表の直後:旧モデルが値下がりすることが多い。
- セール期間:ドスパラやマウスコンピューター、パソコン工房などでは、年末年始や夏のボーナスシーズンにセールを開催することが多い。
- 円安・円高の影響:パーツ価格が変動するため、PCの価格が上がる前に購入するのも一つの戦略。(現在値段高騰しています!)
まとめ
- ゲーミングや動画編集ならデスクトップPC一択
- RTX4060よりRTX4060Tiを選ぶと快適度アップ
- 予算25万円ならRTX4060TiかRTX4070搭載モデルを狙う
- モニターは144Hz以上、デュアル環境が理想
- セール時期や新製品発表のタイミングを狙うとお得に買える
- 家電量販店ではなくBTOメーカーで購入するのが賢い選択
ゲーミングPCは一度買えば3〜4年は快適に使える大きな買い物です。ぜひ自分に合ったPCを選んで、ゲームや動画編集を楽しんでください!