2月8日、北海道札幌市の雪祭り会場で、外国人ストリーマーが日本人をランダムに選び、雪玉を投げつけるという迷惑行為が行われ、大きな波紋を呼んでいる。この行為は、アメリカ発の配信プラットフォーム「Kick(キック)」上で生配信されており、配信者はDBR6というユーザーだった。
迷惑行為の詳細
事件は午後1時頃、大通公園の雪祭り会場にあるコカ・コーラブース付近で発生した。DBR6は視聴者に対し「今から日本人に雪玉を当てるからチャンネル登録と投げ銭しろ」と発言し、近くにいたスタッフの日本人男性に向かって突然雪玉を投げつけた。男性は唇から出血しており、これを見た外国人観光客がDBR6を制止し、「なぜそんなことをするのか」と英語で問いただした。
さらに、通報を受けて警察官が介入したが、DBR6は挑発的な態度を取り続け、最終的に警察は彼を逮捕せずに現場を後にした。この対応に対し、「なぜ逮捕しないのか」「警察の対応が甘すぎる」との批判がネット上で噴出した。
2月8日、北海道札幌市の雪祭り会場で、外国人ストリーマーが日本人をランダムに選び、雪玉を投げつけるという迷惑行為が行われ、大きな波紋を呼んでいる。この行為は、アメリカ発の配信プラットフォーム「Kick(キック)」上で生配信されており、配信者はDBR6というユーザーだった。
迷惑行為の詳細
事件は午後1時頃、大通公園の雪祭り会場にあるコカ・コーラブース付近で発生した。DBR6は視聴者に対し「今から日本人に雪玉を当てるからチャンネル登録と投げ銭しろ」と発言し、近くにいたスタッフの日本人男性に向かって突然雪玉を投げつけた。男性は唇から出血しており、これを見た外国人観光客がDBR6を制止し、「なぜそんなことをするのか」と英語で問いただした。
さらに、通報を受けて警察官が介入したが、DBR6は挑発的な態度を取り続け、最終的に警察は彼を逮捕せずに現場を後にした。この対応に対し、「なぜ逮捕しないのか」「警察の対応が甘すぎる」との批判がネット上で噴出した。
迷惑配信とKickの問題点
今回の問題行為が行われたKickとは、2022年12月に開設されたアメリカ発のライブ配信プラットフォームであり、配信者への収益配分が95%と非常に高いことが特徴である。そのため、迷惑行為や過激なコンテンツで視聴者を集め、投げ銭を得ようとする配信者が急増している。
DBR6のアカウントは事件後に削除されており、Kick側がBANしたのか、本人が自主的に削除したのかは不明だが、日本での迷惑行為が影響した可能性が高い。
また、Kickには同様の迷惑系ストリーマーが多く存在し、過去にも「ホテルで放尿」「コンビニの客に無理やり歌を歌わせる」「スーパーの女性にセクハラをする」などの行為が配信されている。日本にわざわざ来て迷惑行為を行い、それをコンテンツとして収益化するという動きが問題視されている。
日本人の反撃と刑事告発
この事件が報道されると、ネット上では迷惑配信者に対する怒りが爆発。日本人視聴者の一部がDBR6を直接問い詰める動画が拡散され、さらに、政治団体代表の本間奈々氏が2月18日、1689名分の署名を添えて刑事告発状を提出した。
札幌市は当初「怪我人はいない」として被害届を出さなかったが、配信映像には明確にスタッフの口元から血が流れる様子が映っていた。本間氏は「行政の無責任な対応がさらなる迷惑行為を助長する」とし、厳正な対処を求める署名を全国から募った。その結果、北海道336名、東京都295名、神奈川県145名、大阪府127名など、全国から署名が寄せられた。
警察は提出された書類の審査に入り、マスコミも報道。これまで曖昧にされがちだった迷惑配信者への法的措置が本格的に動き出した。今後の捜査の行方が注目される。
まとめ
札幌雪祭りという国際的なイベントでの迷惑行為は、日本の観光地の安全性や対応力が問われる問題でもある。Kickをはじめとしたプラットフォームの規制強化や、迷惑行為を行うストリーマーへの厳格な対処が求められる。さらに、刑事告発という具体的な動きが出たことで、日本社会がどのように迷惑行為に対処するかが問われている。今後も、同様のケースが発生する可能性があるため、警察の対応や法整備について議論を深める必要があるだろう。